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むくみのお話

こんにちは!

今回は『むくみ』についてお話します★

皆さんは、夕方になると脚が重いなーとか痛いなーと感じたことはありませんか?
特に女性は男性に比べ、筋肉量が少ないのでむくみやすいと言われています。

では、そもそも『むくみ』とは何なのでしょう?

むくみとは?

『むくみ』とは、何らかの原因によって、皮下組織(皮下脂肪)に水分が溜まった状態です。
血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態で、『浮腫(ふしゅ)』ともいいます。
そして血液中から染み出した水分のことを『リンパ液』といいます。

『リンパ』という言葉は耳にしたことがあると思いますが、このリンパ液がむくみの原因です!

むくみ(浮腫)の原因は?

この「むくみ」を引き起こす原因として挙げられるのが、血流の低下です。
デスクワークの人が、夕方になると脚がパンパンになるのは、下肢の筋肉を動かさなかったために、足の血流が低下してしまうためです。
体のなかでも、どうして足がむくみやすいかというと、それは心臓から遠くにあるから。
特にふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たして血液とともに水を全身に巡らせているのですが、『ずっと動かずにいる』と重力下で水分が下半身にたまってしまうからです。

また、塩分の摂りすぎ、タンパク質不足も大きな原因の一つです。
外食やコンビニでの食事が増えると、偏った食生活になってしまい、必然的に塩分の摂りすぎになってしまうので食にも気をつけましょう。

そして、病気のサインとして体にあらわれることもあります。
心臓・腎臓・肝臓の疾患やリンパ管の輸送障害などでは、押すと指の跡が付き、戻らないようなむくみが特徴です。

むくみ(浮腫)が出る病気と症状

◎腎機能障害:腎臓病、腎不全
腎臓は体のデトックス機能を担っており、血液をろ過して老廃物を尿として体外に排出します。腎機能が低下すると、体外に老廃物を含んだ水分を排出できなくなるため、むくみが起こります。

◎心不全
心臓が血液をうまくめぐらせることができなくなる病気で、体の血流が滞りむくみになります。

◎肝硬変
肝臓全体が硬くなるため、肝臓でアルブミン等のタンパク質が合成できなくなります。アルブミンは、水分を血管内に保持する働きがあるため、血液中のアルブミンが低下すると、水分が血管から間質に漏れ出し、全身のむくみが起こります。

その他のむくみの原因には、以下のようなものがあります。

◎栄養失調
栄養素の摂取量が不足してタンパク質が不足すると、血液中にアルブミンが不足し、全身のむくみの原因になります。

◎下肢静脈瘤
女性に多い病気で、ふくらはぎの部分の血管が膨らみ、足がむくみます。ひどい場合には表面にボコボコと静脈が浮き出てきます。病名の通り、下半身の静脈の血管がコブのように膨らみます。

◎リンパ浮腫
手術でリンパ節を取り除いたりしたことで、リンパの流れが滞り、その部分に水分が流れずにむくみます。


引用文献〈kracie HP https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/11.html〉

フレアスのリンパ施術

フレアスではむくみ(浮腫)に対しての施術にも力を入れています(^^)

全身の循環改善と関節運動を行うことでむくみ(浮腫)の改善が期待できます。

★フレアスの施術★
特にむくみの症状が強い部位は【リンパケア】を行いましょう。
・皮下組織(皮下脂肪)に溜まったリンパ液にアプローチする施術
・関節運動も取り入れて筋ポンプ作用を促進
・弾性包帯を利用し効果を持続

※「リンパケア」とはリンパ浮腫に対するマッサージです。
※効果には個人差があります。マッサージによって症状が改善することを保証するものではありません。


続けることによって少しでも楽になっていただけるような施術を目指します♪


野上
2021年08月24日